ありがたいことに、私には、各所に様々な
人生・設計の「師匠」がおります。
初めて「設計」を教えて頂いた方は、まさにひざを突き合わせた技術伝承をして頂き、
私の設計思想の根底を築かせて頂きました。
その為、後進の方に設計思想を伝授する際には、
私が受けてきた
「ひざを突き合わせた技術伝承」
「技術職人のプロとしての責任と厳しさ」
を伝授できるよう日々工夫をしています。


最初は私も非常に

「煩わしい」
「日々の仕事のタスク消化と共に技術伝承のマインドの話まで聞いていられない」

と思い、技術伝承を受けていた当時は

「気持ちの上では反発する毎日」

でした。

しかし、日々難しい話も反復して話をして頂いたことで、
自身の目先のタスク消化ではなく、
もっと大きな工場・産業全体へ目線がシフトしていき、
グローバルな産業全体の動向にも徐々に興味を持つようになりました。

皆さんの会社で、日本の技術の古き良き伝統「ひざを突き合わせた技術伝承」が
もし出来ていなかったら、その会社の技術力は徐々に途絶えてしまう可能性があります。

今一度考えてみては如何でしょうか。