製品設計の現場で起きている困りごと|現場を見てきた設計者の体験談
様々な企業の「製品設計」の現場を見てきた中で、
多くの会社で共通している困りごとがあります。
それは
「設計判断のバランス」が崩れていることです。
例えば次のようなケースです。
■過去の成功体験に頼りすぎてしまう設計
これまで問題なく使えていた従来形状を基準にして、
「今回も大きく変わらないだろう」
という判断で設計を進めてしまうケースがあります。
CADデータ作成と簡単な強度確認だけで設計判断を行い、
・想定外の不具合
・品質トラブル
・後戻り設計
につながってしまうことがあります。
■机上計算を重視しすぎる設計
逆に、要求仕様を満たすための計算や解析に工数を使いすぎてしまい、
・製造側の作りやすさ
・現場の加工条件
・コスト
といった現場要素が十分に考慮されないこともあります。
その結果、
計算上は正しいが、現場では作りにくい設計
になってしまうことがあります。
私はこれまで、
-
製品設計
-
製造現場
-
加工現場
の間で発生するこの「ズレ」を多く見てきました。
そして感じたのは、
設計は一つの思想だけでは成立しない
ということです。
過去の成功ノウハウも大切です。
設計計算や解析も重要です。
そして、現場の作りやすさも欠かせません。
この3つをバランスよく融合させることが
本当の意味での「良い設計」だと感じています。
もし現在、
-
設計が属人化している
-
図面ルールがバラバラ
-
過去ノウハウが共有されていない
-
設計と製造の間でトラブルが多い
といった悩みがある場合は、
外部の視点を一度入れてみることも有効です。
社内の設計方法を急に変える必要はありません。
少しずつ新しい考え方を取り入れることで、
設計の質を改善していくことができます。
私自身も様々な業界の設計思想を学びながら、
日本の町工場や中小メーカーの技術力向上に
少しでも貢献できればと考えています。
笊畑機械設計では
・設計ルール整理
・図面の標準化
・技術資料作成
・設計支援
などを通じて、
町工場・中小メーカーの技術力向上を支援しています。
設計案件のご依頼だけでなく
技術相談のみでも対応しております。
お気軽にお問い合わせください。
→ 笊畑機械設計(https://zaruhata.com/)の
ホームページのお問合せもしくは
メール:masa.athlon1008.business@gmail.comからご連絡ください

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