設計者から量産製品の一貫したトータルプロデュースへ転身の第一歩の実感
自動車関連の製品設計や設備設計を得意としておりましたが、
先日、自動車業界とは異なる業界の製品設計から量産化体制までの
一連のものづくりのご依頼を頂きました。
意匠権や試作品制作の金型を製作をするなど、
私に依頼をするまでに、個人で色々調べて対応をしていましたが、
製品設計者である私を交えることで、
本格的に量産化に向けて対応を行っていきたいとのことで、
ご依頼をお引き受けしました。
詳細については、機密保持の兼ね合いから割愛いたしますが、
業界全体像や製品ニーズ、医師の能力など、話を聞けば聞くほど、
その業界を「知っている者」でないと、
既存製品の改良を思いつくことすらできない内容でした。
また、薬機法や工学研究所私学大学機関の倫理委員会を通して、
筋電図の電極試験による筋肉の動きの変化の差を立証するための
データ採取の立証実験が必要になりそうなことや、
感性工学やエルゴノミクス(人間工学)等も含めた開発になりそうです。
三重県の産業支援センターや薬務科、各種支援機関、
はたまた、消費者庁ガイドライン、広報マーケティング、開発資金繰りなども含めて、
量産化までのトータルプロデュースを全て監修致します。
一つ一つ精査をしながら確実に行う経験は、
今後自社製品を製作する際にも非常に良いスキル構築経験になりそうで、
ワクワクしております。
様々な「しがらみ」「立場の意見」「思惑」等と
上手くやることが求められることで、
利権も絡む為、慎重に開発を進めていきたいと思います。
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