GD3の発案者の吉村達人氏から、
「気づき・発見」は日ごろの日常生活において、
「興味をもち観察」を行う事が大事と講習会を通じて話をして頂いたことがあります。
私はその思想に共感して、日々実践を心掛けてきました。

最近になってTwitterで偶然、「マインドフルネス瞑想」という心理学の
手法も類似の集中・観察手法だということで、ビジネスにおいて「心理」を
取り入れる事の大切さ
を気付かせて頂きました。

私の生活の中での発見の一例について
「別業種の他人の働く姿」からヒントを得ることは出来ないかの
興味と集中のお話を記載します。

車検場でユーザー車検を実施した時に、検査員の方が車体の下に潜り込み
ボルトの劣化検査を行う際に、ハンマーでボルトの頭部を叩き、
その音でボルトの「折損」や「締め代」が判断できるとの実践とお話を伺い、
私自身も反復練習によりきちんと音の棲み分け判断が出来る様になりました。

その経験を活かして設備の組付けや搬送後のボルト締め付け再確認をする際には、
締め代マーキングと共に、打音確認も実施するようにしました。

意識を集中して観察をする時間による、
自身の体験スキルについて「気づき」の良いヒントになり得ますので、
是非、知識スキルを身に着けることに偏りがあるなと思われた方は
参考にして頂けますと幸いです。