沢山の会社さんで設計を行い感じてきたこと
成果を求められる仕事において、
アウトプットを如何に早く出すのかを会社側から求められ、
そのアウトプット成果物の提出ばかりに注力を行う事で、
視野が狭くなってしまっている方がまだまだ多くいらっしゃいます。
世間でも段々とその行動心理が問題視されてきた様にも感じます。
従業員の方達の意識改革のひとつとして、
「仕事は試合であり、試合ばかりの毎日を繰り返すことで、いつ練習をするのか?
自身で練習をきちんと行う時間を設けてスキルを向上させないと、
試合ばかりを繰り返し行なったところで一向にまともな試合は出来ない」の
ご意見を以前どこかの情報で見かけたことがあります。
その様な意識改革をするには、会社側の対応としては、
匙加減はもちろん必要ですが、
各個人を「認め」「尊重」をしてほんの少しの「心のゆとり」を
如何に持ってもらうのかの模索が必要だと思います。
例えば会社経営において上場大企業では、
どうしても短期的成果を株主さんから求められることにより、
どうしても短期的成果を株主さんから求められることにより、
回り回って一人一人の社員に対する長期的に必要な教育が出来ていない事や、
従業員の方が自転車操業の様に目の前のタスクを消化を行う事に
追われてしまう事もまた、要因の一つとも感じております。
(もちろん会社従業員の方の
「自己成長の意識の低さ」や「受動的態度」の問題もございます。)
もっと効率的な方法や、人と人との付き合い方も含めて、
「ITリテラシー」「ビジネス心理」を取り入れることで、
円滑にビジネスを進める方法を模索する必要性を、
本当は誰もが内心は感じているのに、
自身の周囲からの「評価」「目線」などから、
「身動きが取れない」「上手くやる」が身に染みついてしまうことや、
「能動的行動」を行う方が目の上のたん瘤になってしまうことで、
結果、イノベーションのジレンマの脱却が出来ずに
悩まれている企業さんが非常に多く見受けられます。
その様な内容においては、外部で様々な経験をされて影響力のある方に
客観的な目線と行動により改善をして頂かないと
なかなか、変革を行うことも困難な会社さんが多いと感じております。
会社側、従業員側共に様々な思想と問題点がございます。
「自分たちだけでなんとかする」「問題点を気付かないふりをする」のではなく、
「マネから入る」ことにより、様々な改善事例を参考にして、
本当に少しずつ徐々に浸透・変革を行って頂ければ良いなと
様々な会社さんの設計経験を通して感じております。
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