自分なりにがむしゃらに頑張ってきたつもりで、

ふと思い返すと 最近、製造業種以外の職種の方と

独立ならではの様々な「新しい出会い」があります。


特に「社外広報」をお願いしている方は、

私より遥かに人生経験が豊富で、余裕と知性があふれる魅力的な男性です。

また、その方から 名刺やチラシ、ホームページなどの広告媒体に「写真」は

是非とも載せたほうが良いとアドバイスを頂きました。

また、プロのカメラマンに取ってもらうと良いとのアドバイスから、

地元の「デザイナー気質な写真家」の方に作業部屋に出張をして頂き、撮って頂きました。

その方もまた、良い意味で、やる時にはやる、気を抜くときにはきちんと抜く、

オン・オフが固すぎず、でも適当すぎず、良い塩梅で魅力のある方でした。


製造業界における機械設計士は、

報連相やプレゼン資料、打ち合わせにおいて

「適格化かつ明瞭完結」に行うことが良いとされ、

様々なことを「そぎ落とす」ことによる、一種 職業病の様な

「人としての"何か"の欠落」を感じてしまうことが私自身多々あります。


製造業界に長くいるため、簡単には私自身の「硬さ」の払拭は難しいですが、

私も最近出会った「笑顔が素敵で知性あふれるラフさ」を身に着けている方たちの様な

良い年の取り方をしていきたいと改めて思いました。


とにかく私は、せっかく独立を行い「気づき・発見」を楽しんでいるのだから、

初心に帰って、様々な方とお会いして、もっと肩の力を抜くことから始めようと思います。

設計・技術の知識/体験は自分なりにがむしゃらにやってきました。

技術において、多種多様に非常に細分化されている業界で、

私の得意としているところと普通レベルでこなせることがどのようなことなのかは、

十分に自己の能力分析の棚卸を行い、理解しました。

次の私の目標は「どのように今までの経験を活かしつつ”人となりを磨く”のか」

考えていきたいと思い始めました。


名刺やチラシが出来たら、隙間時間を作って地元の設計会社や製造現場を訪問する

新規開拓ポスティングで歩き回るような、

インターネットや広告媒体等に頼り切らない「ムダ」をあえて取り入れてみることを

やってみようかなって思い始めました。